頭蓋骨をゆるめると何が起こるのか？

 

私達には、自然治癒力が備わっています。

生命を維持していけるように、本来全ての生き物に備わっているはずですね。

 

例えば、風邪。

こんなにも医療が発達している時代であっても、風邪を治す為の薬は無いそうです。

 

風邪で病院へ行くと、解熱剤、頭痛薬、抗生物質などを処方されますが、風邪のウィルスを排除してくれる薬は無い。

 

 

【風邪薬を治す薬を発明したらノーベル賞】と、ずっと言われていますものね。


じゃあ、風邪を引いた時には？

 

高熱が出た場合は解熱剤で一時的に熱を下げる。
お腹の調子が悪くなれば、整腸剤や下剤、下痢止めなどの薬が処方される。
体内にいるウイルスの活動を抑える為に抗生物質を処方される。

でも、最終的には自分の身体の治癒力に頼るしかないんですよ。

 

沢山の水分を摂って、汗をかいて熱を下げる。

栄養の高い、消化の良い物を食べて、弱った胃腸の働きを助けながら栄養を吸収する。

睡眠をしっかり得る事で回復を促す。

 

 

こうやって、薬の力を借りる事があっても、自然治癒力で自らの身体を治しています。

 

 

もちろん、その働きをコントロールするのは脳の働き。

 

そして大切な脳を包み込んでいるのが脳脊髄液です。
（硬い頭蓋骨の中に浮いた状態にある脳が傷つかないように、脳脊髄液がクッション材の役目を果たしてくれています）

 

 

この脳脊髄液は、脳から頸椎、脊柱を通って骨盤の中心にある仙骨まで循環しています。

それは、脳細胞も新陳代謝を行っているので、その時に出るゴミ（老廃物）を体外へ排出する為と、脳脊髄液を常に新鮮な状態に保つ為に循環しています。

 

 

全身を駆け巡る血液は、心臓ポンプのパワーで身体の隅々まで送られている。

では、脳脊髄液は？どうやって循環しているのでしょうか？

 

 

 

実は、硬い頭蓋骨もほんの少しだけ動きます。

ほんの少し、触っても分からないぐらいに膨らんで、縮んで、脳脊髄液を循環させています。

 

 

これは、第一次呼吸と呼ばれています。

私達が常に行っている肺呼吸は、第二次呼吸です。

 

 

そうやって、ほんの少し微かな動きで脳脊髄液を循環させているのですが・・・

 

 

頭蓋骨を覆っている筋肉や筋膜が、ストレスなどの精神的な刺激や寒さや環境などからの刺激などによってガチガチに固まってしまうと、スムーズに動かなくなってしまいます。

 

 

だから、【頭部の筋肉＆筋膜をゆるめて、頭蓋骨をゆるめてあげましょう！】

 

これが、整体サロン睡蓮が頭を解す事を大事にしている理由です。

 

 

 

世の中、頭蓋骨矯正と呼ばれているモノでも、施術者によって色々と違います。

 

・強めの刺激で頭蓋骨のつなぎ目を閉じる

・優しく触って、頭蓋骨を正しい位置へ導いていく

 

大きく分けて、この２パターンかな？


整体サロン睡蓮では、

【骨格の歪みは筋肉が作る。だから、筋肉をゆるめれば身体は自然と正しい位置へと戻っていく】

この考えを元に施術を行っているので、頭蓋骨矯正についても同じです。

 

力任せにギューギューと頭蓋骨や顔面を押し込むのではなく、頭蓋骨に貼り付いてしまったガチガチの筋肉や筋膜、頭皮などを優しくゆるめてあげる事で頭蓋骨の歪みも整える事が出来ます。