更年期、症状の程度の違いはあれど、生理がある体であれば、必ずやってくるモノなんですよ。
いや、生理の無い男でも更年期障害が出る人はいるけど・・・
今日は、生理がある女の体についてだけ書きますね。
女性の体で生まれてきたら、10代で生理が始まって、健康状態が良ければ、毎月、生理と排卵がある。
そして、生理前にはPMS、生理が始まれば生理痛、生理が終わったら排卵痛や不調までついてくる。
もちろん、個人差はあるし、「私、生理痛ないんです」って人も知ってますし、「毎月、辛くて辛くてたまりません」って寝込む人も知ってますよ。
どちらかと言えば、ワタシはそっち側でしたからね。
生理が始まった10代から、生理痛が酷く、鎮痛剤を飲もうが、お腹を温めようが、何をしても動けない程、のたうち回る程の激痛に耐えないといけなかったし、とにかく不順で・・・いつ?始まるのか?も分からへんし、数か月に1回って事が当たり前でしたからね。
そして、ここ数年、更年期を迎えています。
女の体は、10代で生理が始まってから、50前後で閉経するまでずっと、生理に振り回されるんですよ。女性ホルモンの分泌に振り回されるんです。
【ホルモンバランスの乱れ】や【ホルモンバランスが崩れる】は、言葉で聞く事はあっても、実際に体験しないと、その辛さは分からんもんです。
特に、生理の無い男性や、生理はあるけど、辛さを体験した事ない女性には、実体験が無いから分かって貰えない事が多い。
(同性でも分かり合えないのは辛いもんだ)
けどね、【自律神経の乱れ】や【自律神経失調症】なら、想像はつくんじゃないかな?
自分ではコントロール出来ない心と体の不調。
余りの辛さに、病院へ行って薬を処方されようが、漢方を飲み続けようが、何をしても良くならない。辛くてたまらない。
そして、その状態が酷くなると、うつ状態になったり、うつ病を発症する方もいます。
それは、更年期も同じなんです。妊娠中、出産後も女性ホルモンが大きく変化するって意味では一緒なんですよ。
産後うつ、マタニティブルー、更年期障害、全て女性ホルモンが大きく関わっています。
特に症状が無かった人からすれば、「妊娠も出産も病気じゃないんやから」「更年期なんて、いつかは終わるでしょ?」みたいな感覚やと思うけど、当事者からすれば・・・人生が終わる程の辛さやったりしますよ。
でも、やっぱり、「いつかは終わる」んです。通り過ぎてくれます。
ワタシも、まだまだ更年期真っ最中ですけど(笑)「いつかは終わりがくる」そう思って、出来るだけ平穏に暮らせるように、色々と試しています!
女性ホルモンのバランスが崩れて、辛くてたまらない人は、いつでもお話しに来て下さいね。