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自律神経は、コントロールする事が出来るのか?

 

 

自律神経は、アクセル役の交感神経とブレーキ役の副交感神経が、その時、その時の状況に応じて活躍をしてくれています。

 

朝から昼間、学校や仕事に頑張らないといけない時間帯には、交感神経が働いてヤル気を持続してくれる。

 

夕方以降は、徐々に体を休息モードへ切り替えて行って・・・

夜にはグッスリ深く眠れるようにしてくれる。

 

 



でも、24時間営業の職場で夜勤をしている人や、シフト制で生活リズムがバラバラになりがちな人、お仕事柄、完全に昼夜逆転生活をしている方もいます。

 

もちろん、自ら生活リズムを崩してしまってる方もいますね。

 

今は、どんなに夜遅くでも、スマホやタブレットがあれば、いつまでも、何時までもドラマ、映画、アニメ、好きなモノを見る事が出来る。



 

そりゃ、自立神経のバランスが崩れる人が多くて当然だと思います。

 

 

 

 

 

 ワタシが若い頃は、深夜はラジオぐらいしか無かったもんです(笑)

 

だから、寝るしかない(笑)

 

 

 

 

 

 

自律神経は、私達がコントロールする事が出来ない神経です。

 

私達の無意識の中で、呼吸や血流、消化などをコントロールし、昼間はヤル気スイッチの入る交感神経を働かせ、夜になったらリラックスモードになる副交感神経を働かせる。

 

そして、深い眠りに入れるようにして、体の疲労回復、傷付いた細胞修復を測ってくれる訳です。

 

 

 

自分の意思とは関係なく働いてくれる自律神経。

じゃあ、乱れてしまったら・・・どうする事も出来ないんじゃないの?

 

と思われるかも知れませんけどね。

 

正しく、意識的にケアをしていけば、交感神経と副交感神経を上手に切り替えられるようになります。

そして、どちらか片方にだけ頑張らせるのではなく、バランス良く、その時の状況に応じて切り替えるようにすれば、バランスを保てるようになってきます。

 




自律神経のバランスを取り戻す為に、自分自身が出来る事って、とても簡単な事なんですよ。

 

 

それは、深呼吸です。

 

 

スポーツ中やヤル気に満ちている時、イライラして怒りのボルテージが上がっている時、交感神経が頑張っている時は、呼吸はとても浅くなっています。なんなら、時々、息を止めている事もあると思います。

 

反対に、好きな事をしてリラックスしている時は、ゆっくりとした呼吸になっています。



だから、過剰に交感神経が働いている時、夜になっても、体を休めたいと思っていても休めない時には、意識して心身共にリラックス状態を作り出す!リラックスモード=ゆったりと深い呼吸を意識的に行う。

 



深呼吸は、いつでもどこでも出来るケアです。

 

深く息を吸い込んで、疲れた脳にも沢山の血液と酸素を送ってあげれば、脳の疲労回復にも繋がりますよ。

 

 

 

 

 

深呼吸していますか?

 

深呼吸が出来る体を維持できていますか?