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脳脊髄液の流れが悪くなると

 

 

脳脊髄液って、ご存知ですか?

 

硬い頭蓋骨の中に浮いている、柔らかい脳が衝撃に耐えられる のは、脳脊髄液に守られているから!なんですよ。

 

脳から出るゴミ(老廃物)を排出する役目も果たしています。

 

 

この脳脊髄液が、何らかの理由で漏れてしまう。

正しいルートで巡回せずに、頭蓋骨の中に溜まってしまうと・・・

 

水頭症と呼ばれます。

 

 

 

 

ワタシの父が水頭症でね、医師からは手術を勧められたそうですが、本人が拒絶。

 

診断当時、70代になってたな。

 

「この年になって、全身麻酔とかで手術は嫌だ!」

と、本人が拒否する以上、仕方ないですよね。家族が無理強いは出来ないから

 

 

その当時、すでに膝が曲がらない歩き方になってました。

 

ペンギン歩きを想像して貰ったら分かりやすいかな?

 

膝を曲げて歩くじゃなくて、カラダを左右に振りながらペタペタと歩く感じやったんでね、ちょっとした段差とかで転倒する可能性が高くなるのが一番心配でしたね。

 

 

 

でも、父本人としては「これで歩けてるんやし問題ないやんか!」って気持ちやったんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 


確かに、杖をついて、ゆっくりなら自分の足で歩けていましたよ。

 

でもね、足を上げてしっかりと歩けなくなると、ふくらはぎの筋肉を使わずにペタペタと歩いているだけでは、足の衰えは早かったですね。

 

 

杖をついて生活していても、つまづきや転倒が何度かあって、自宅内では歩行器を使い、外へ出る時は車椅子生活になるのは・・・早かったですよ。

 

 

 

 

もちろん、高齢者になれば、足を含めて筋力が弱ってくるのは当然ですよ。

 

水頭症じゃなくとも、足は弱ってきます。

 

 

だけど、水頭症じゃなかったら・・・

 

もう少し、車椅子生活は先に出来たんじゃないかな?なんて思いますよ。

 

 



脳脊髄液は、スムーズに流れないといけないんです。

 

頭蓋骨の中に溜まったり、脊髄のどこかで漏れたりしちゃいけないんです。

 



脳脊髄液がスムーズに流れるようなカラダでいましょうね。