自律神経が乱れやすい年齢があるんです。
男性なら30代以降
女性は40代以降
自律神経の働きが低下してくる。
(女性の場合は、更年期の時期と重なりますね)
自律神経の働きが低下してくると、血流が悪くなったり、筋力の低下、骨密度の低下なども始まってくるし、眠りが浅い、疲れやすいなどの自覚症状も出てきます。
自律神経とは、交感神経と副交感神経がバランスを取りながら、体温調整や腸の働き、睡眠など、私達の体を意識せずとも上手にコントロールしてくれています。
その自律神経の片方である交感神経は、年齢にあまり左右される事なく働いてくれるけれど・・・
もう片方の副交感神経は、年齢にかなり左右されます。加齢と共に働きが悪くなっていくんです。
それが、加齢と共に疲労回復に時間が掛かるようになる原因です!
自律神経は、加齢と共に意識して整える生活を送らないといけません。
では、何をすればいいのか?
1. 正しい生活習慣
規則正しい生活は基本です。バランスの取れた食事を心掛けて、夜更かしや過度な飲酒は控える。
2. 適度な運動
ウォーキングやストレッチなど、軽い有酸素運動がオススメ!息が切れる程の激しい運動は交感神経を高め過ぎてしまうので要注意!筋トレもほどほどにしてくださいね。
3. 睡眠の質向上
少なくとも6時間~7時間は確保してください。ただし、夜中に何度も目が覚めるような浅い眠りでは無く、深く眠る事が出来るように心掛ける。
4. 腸内環境の正常化
メンタルの安定も大事なので、腸内環境は常に良くしておきましょう。「数日の便秘なんて当たり前!」は、当たり前じゃないですよ。腸内環境が整っていれば、幸せホルモンが分泌されますよ。
5. こまめな水分補給
こまめに水分を補給する事で、副交感神経を活発にします。但し、冷たい物の摂り過ぎは胃腸に負担を掛けるので、白湯や常温の水をこまめに摂るようにしましょう。
どれも、そんなに大変な方法では無いと思いませんか?
全てを一度にやろうとしなくていいんです。
少しずつ、自分の生活の中に取り入れていけば、負担にもなりませんよ。
若い内は、いくらでも無理が出来たかも知れない。
でも、加齢と共にメンタルも体力的にも無理は出来なくなりますし、立て直すのがとっても大変ですからね。
日々、少しずつ、ほんの少しの心掛けで、自分の自律神経と上手に付き合っていきましょうね。